教科同士を絡めて、他教科との繋がりを書く

 国語の『「グループ発表会」をひらこう』で、グループ発表会の出し物を決める話し合いでのことです。あるグループで「劇」と「本の音読」、「合奏」で意見が分かれました。そこで、みんなで話し合いました。すると初めは「一番やりたい人が多かったげきをやろう。」という意見が。すると、「でも、音読をやりたい人もいたから、劇の中でその人たちがナレーター役をやればいいんじゃない?」という意見に発展し、「じゃあ、合奏の人もいたから、劇の中で音楽を演奏したり、BGMを流したらどうかな?」という結論になりました。

 学級活動の学級会で学習しているように、誰の意見もないがしろにせず、生かそうとする姿勢が素晴らしかったエピソードです。まさに「折り合い」をつけた話し合い、「合意形成」ができた瞬間でした。正直、低学年でこんな高度なことができているのは驚きです。担任として嬉しく思います。これからの話し合い、学び合いが楽しみです!